基本情報技術者、応用情報技術者、Java、IT活用

現役システムエンジニアによる基本情報処理者や応用情報処理技術者の資格への用語説明、Java、様々なITのお勉強をしたい方へ

Javaプログラミングの基礎2 変数と四則演算の説明

Javaで処理するときは変数を使います。

 

変数とは、値がコロコロ変わる箱 というイメージです。

 

例えば変数は実世界では、ペットボトルとします。

ペットボトルを用意する←これが変数とします。

ペットボトルに水を入れる←ペットボトルの中身が入った

ベットボトルの中に塩を入れる←ペットボトルの中身が変化した

ペットボトルの水を取り出す←ペットボトルの中身を取得する。塩水が取得できす。

 

変数があることで、色々な処理をした結果を出力する といった事が可能です。

 

まずは基本的な変数は下記があります。

int  数値型 -2147483648~2147483647 までの範囲

Integer 数値型(intとほぼ同じのため、最初はどちらでも大丈夫です。)

String  文字列型 値を入れる時はダブルクォートで括ります。

float 小数型

long intと同じ数値型ですが、2147483647より大きい値を持つことができます。

20憶を超える数値を扱いたい時はlongを使ってください。

 

数値型に文字は入りません。エラーになります。

 

四則演算や変数を使った計算を例に出します。

その前にjavaではコメントを入れられます。

プログラムの処理に関係ないメモを入れられます。

//で1行まるごとコメント

/*

これで括った場所は全てコメント

*/

 

ではint型の変数を宣言し、足し算をした結果を出力してみましょう。



結果はでましたか?コンソールに表示されましたね。

 



では四則演算をしてみます。毎回System.outしてみます。

        int count=5;

        count=count+3; //count + 3の結果をcountに入れる
        System.out.println("a:"+count);

        count=count-2; //countから2を引いた結果をcountに入れる
        System.out.println("b:"+count);
        
        count=count*5; //countに5を掛けた結果をcountに入れる
        System.out.println("c:"+count);
        
        count=count/3; //countを3で割った結果をcountに入れる
        System.out.println("d:"+count);
        
        count=count%3; //count割る3の余りをcountに入れる
        System.out.println("e:"+count);            

 

 

a,b,c,d,eの値はわかりますか?考えてみましょう

a=

b=

c=

d=

e=

 

結果はこちらです。

 

1つ足しひきするだけなら、こう書く事ができます。

 

1を足すとき

count=count++;

または

count++;

 

1を引くとき

count=count--;

または

count--;

 

そして、文字も付け加えることができます。


        String moji="私の名前は"; //変数mojiを文字列型で宣言
         String namae=""; //変数namaeを文字列型で宣言
         namae="太郎"; //変数namaeに太郎を入れる
         
        System.out.println(moji+namae+"です"); //文字列を加えた結果を出力
            

 

実行結果はこうなります。

 

どうでしたか?できましたか?うまくできたら嬉しいです。

 

この後は条件分岐や繰り返し、配列について説明します。