Javaプログラミングの基礎4 リストについて
配列と同じような使い方をするものにリストがあります。
用途は配列と殆ど一緒ですが、値の入れ方と取り出し方が変わります。
それと配列の時に最初にサイズを指定しましたが、
リストは最初にサイズを宣言しなくてもよいので便利です。
String型のリストを宣言してみます。もちろんint型のリストも作れます。
その場合はIntegerを使ってください。
ArrayList<String> list = new ArrayList<String>();
ArrayList<Integer> list2 = new ArrayList<Integer>();
書くと赤くなりますね。赤いところにマウスをあててください。
ArrayListをインポートします(java.util) と表示されるのでクリックしてください。
下記が上の方に追加され、赤が消え、リストが使えるようになります。
リストに値を入れる時は 変数名.addを使います。
ArrayList<String> list = new ArrayList<String>();
list.add("鈴木");
list.add("佐藤");
list.add("田中");
list.add("伊藤");
リストの長さは
list.size()
で取得可能です。
値を取得するときは変数名.getを使います。
list.get(何個目か);
listに人の名前を入れていき、
佐藤さんが何個目にあるのかを出したい時のコードはこうなります。
ArrayList<String> list = new ArrayList<String>();
list.add("鈴木");
list.add("佐藤");
list.add("田中");
list.add("伊藤");
for(int count=0;count<list.size();count++) {
String namae=list.get(count);
if(namae.equals("佐藤")) {
System.out.println(count+1+"個目:"+list.get(count));
}
}
どうでしたか?できましたか?
ちなみにlist2は宣言しただけで使われていないので、黄色い線が入ってますが、
使われていないよと教えてくれているだけなので気にしなくて大丈夫です。
次はHashMapについて説明していきます。