Javaプログラミングの基礎3 配列と条件分岐、繰り返しについて
変数には配列というものがあります。
配列とは、電車みたいなイメージです。
1つの変数で、1両目、2両目といった、順番が管理できます。
String型の配列 hairetuを宣言します。書き方はこうなります。4というのは4両あるよという事です。それぞれの車両に誰が乗っているのかをセットし、値を取り出す方法を説明します。
また、Javaは0から始まるので注意してください。
String hairetu[] = new String[4];
hairetu[0]="鈴木";
hairetu[1]="佐藤";
hairetu[2]="田中";
hairetu[3]="伊藤";
System.out.println("1両目"+hairetu[0]);
System.out.println("2両目"+hairetu[1]);
System.out.println("3両目"+hairetu[2]);
System.out.println("4両目"+hairetu[3]);
結果はこうなります。
出力するのに何回も書かないといけませんね。
それを省略することができるのが 繰り返しになります。
繰り返しにはforを使います。
for(int 変数名=初期値;変数名<この数値より小さい間;変数++ 1回繰り返す度に1ずつ足していく) {
こう書く事で、同じ行を複数書く必要がなくなります。
for(int count=0;count<4;count++) {
System.out.println(count+1+"両目"+hairetu[count]);
}
次に条件分岐です。これはifを使います。
if(変数==値)
となります。
3両目に乗っている人の名前だけ出したい時はこう書きます。
0か始まるんで2になります。
if(count==2) {
System.out.println(count+1+"両目:"+hairetu[count]);
}
できましたか?
ちなみに文字列の比較もできます。佐藤さんが乗っているのは何両目かを知りたい時はこうします。
String namae=hairetu[count];
if(namae.equals("佐藤")) {
System.out.println(count+1+"両目:"+hairetu[count]);
}
結果がでましたね。
hairetu.length で配列の長さが取得できます。
なので、for文では実際の仕事で使う時はこう書く事が多いという事を覚えておいてもらえたら嬉しいです。
for(int count=0;count<hairetu.length;count++) {
どうでしたか?これが配列と条件分岐、繰り返しになります。
次はリストとHashMapについて説明していきます。